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同社グループの主力事業、住宅事業において、リフォーム事業の売上高および売上総利益が予想を上回った。
またグループ会社において事業立ち上げの遅れに伴う販売管理費の縮小により、営業利益が予想より7.01億円増加したことによる。
さらに円安により為替差益が発生、また当期に見込んでいた所有不動産のホテル事業化への費用発生が、来期へ持ち越しの見込みとなり、経常利益が予想より1.08億円増加した。
また、同社は特別損失の計上を発表、展示場の移転等に伴う減損損失2.23億円、グループ会社の固定資産の減損損失3.52億円を特別損失に計上するとしたが、経常利益の増加に伴い、親会社株主に帰属する当期純利益が予想を上回ったため、通期業績の見通しを修正。
なお、2017年5月期の配当は当初の公表通り、期末配当として1株当たり15円を予定。
さらに、同社は連結決算において展示場の移転および不採算店舗の統廃合に伴う減損損失2.23億円を計上。
不採算の一部グループ会社に対し、同社が保有する関係会社貸倒引当金繰入額20.95億円、関係会社株式評価損1.53億円、関係会社事業損失引当金1.04億円を特別損失に計上し、また同グループ会社が保有する固定資産3.52億円の減損損失を特別損失として計上することを併せて決定した。
なお、関係会社貸倒引当金繰入額、株式評価損、事業損失引当金は連結決算上相殺消去されるため、連結財務諸表に与える影響はないとしている。