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ムサシ Research Memo(4):3つの事業部門にわたり、M&Aメリットが期待される

発行済 2017-07-18 15:15
更新済 2017-07-18 15:33
ムサシ Research Memo(4):3つの事業部門にわたり、M&Aメリットが期待される
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■ムサシ (T:7521)の注目ポイント1:M&Aにより富士フイルム子会社の事業を買収

2. M&Aのメリット・シナジー効果
エム・ビー・エスの事業領域は、ムサシの事業部門で言うと、紙・紙加工品部門、印刷システム機材部門、及び情報・産業システム機材部門の3部門にまたがることになるが、そのそれぞれの部門で直接的なメリットやシナジー効果が期待されている。


紙・紙加工品部門においては、感圧紙の製造・販売機能を取り込むことになる。
また、感圧紙については従来どおり、“富士フイルム”ブランドを用いて事業が展開され、これまでの商圏がきちんと確保されることになる。


印刷システム機材部門においては、新規商流によるビジネス拡大が挙げられる。
前述のように洋紙事業の主要製品は感圧紙で、主な用途は伝票類だ。
伝票類の印刷は“ビジネスフォーム印刷”と呼ばれ、印刷会社の中では特殊なセグメントとなっている。
ムサシは印刷システム機材部門において印刷会社を顧客として印刷機械や消耗品等の取引を行っているが、この対象顧客はカタログやチラシを主体とする“商業印刷”のセグメントであった。
今回のM&Aによってビジネスフォーム印刷のセグメントにアプローチができるようになり、新規顧客向けに印刷システム機材の拡販を図ることが可能になる。


情報・産業システム機材においては、同社は感熱式拡大プリンターの開発・製造・販売機能を取り込むことになる。
これまでムサシは製品を仕入販売してきたが、今後は製販一体となった新製品開発や販売が期待される。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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