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日本エアーテック---クリーンエアシステムの専門メーカー、2017年12月通期は増収増益を計画

発行済 2017-07-20 08:43
更新済 2017-07-20 09:00
日本エアーテック---クリーンエアシステムの専門メーカー、2017年12月通期は増収増益を計画
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日本エアーテック (T:6291)はクリーンエアシステムの専門メーカーで国内シェアトップ。
電子分野における微細な粒子の制御やバイオロジカル分野における菌やウイルスの制御を目的としたクリーンエアーシステム、バイオロジカルクリーンシステムおよびバイオロジカルセーフティシステムの関連製品の設計、製造、販売及びサービスの提供を行う。


足元の業績では、2017年12月期第1四半期の決算は、売上高が前年同期比8.0%減の19.81億円、営業利益が同79.4%減の0.21億円、経常利益が同71.8%減の0.27億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同71.0%減の0.16億円と減収減益となった。


製品別では、「クリーンルーム」は微増、「クリーンブース」は大幅増加した。
一方で、SS-MAC、エアーカーテンは増加したものの、エアーシャワー、フィルターユニットは大幅減少となり、「クリーンルーム機器」全体は減少、「クリーンベンチ」も減少した。


2017年12月通期の業績予想は、売上高が前期比6.1%増の94.00億円、営業利益が同16.1%増の4.60億円、経常利益が同5.1%増の5.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.7%増の3.50億円と増収増益を見込んでいる。


同社の主要市場の動向では、電子工業分野では、薄型テレビ、スマートフォン及び車載電子機器関連部品の需要増加が予想される。
一方のバイオロジカル分野では、製薬工業では新薬開発、高活性医薬品の取り扱い、ジェネリック医薬品の普及等に伴う設備投資の増加、病院・大学分野では再生医療及び無菌調剤薬局の普及等への設備投資の増加、食品工業でも、製造工程の清浄化および異物混入、防虫対策への設備投資の増加が予想される。
同社はこれらの拡大する市場に対応し、他社との差別化を図った新製品の開発、及び主要製品の継続改良を実施していくとしている。



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