■中期経営計画の概要
2017年3月期決算発表と同時に中期経営企画の上方修正を発表した。
この中期経営計画の遂行により、ミッションである「生活機会(より良く生きるための選択肢)の最大化」の実現を追求する。
中経期間内において、トリプル25(営業利益率25%以上、営業利益年率成長率25%以上、ROE25%以上)を達成することにより、2020年3月期に売上収益166億円以上、営業利益51億円以上を達成することを目標として掲げている。
また、人材、不動産、生活のすべてで25%以上の年率増収率を計画し、費用構造及び利益率は安定推移を想定している。
なお、中期経営計画の目標数値には、M&Aや新規事業からの貢献は織り込んでいないが、数多くのM&A案件が持ち込まれており、顧客基盤を持つ企業を中心に検討をしていく方針である。
じげん (T:3679)は中期経営計画の要旨として、同社が目指す方向性、トリプル25の達成、経営資源の最適配分による企業価値の最大化、の3つを経営戦略として挙げている。
1. 同社が目指す方向性
経営戦略として、情報量が爆発的に増加し、情報と人の距離がゼロに近づく環境下において、大量の情報を有機的に収束、再構築し、パーソナライズして届けることで、ユーザーの行動を促進するプラットフォームを創出することを同社が目指す方向性としている。
また、既存事業では引き続き、情報の再構築やユーザー集客への特化から、流通、コンテンツ生成まで機能を拡張して内製化し、新たな付加価値の創出を目指しており、市場規模が大きいにも関わらずテクノロジー企業が未進出の白地が残る人材、不動産、自動車といった展開領域において、同社の最大の競争優位であるマッチングテクノロジーや成果報酬型のビジネスモデルを活用した新規事業の創出を図るとしている。
つまり、情報産業においては、ユーザーとの接点が多い再構築レイヤーからコンテンツ生成に進出できている企業は少なく、拡張可能性が多いとしている。
2. トリプル25の達成
同社は、高収益・高効率体制を維持しながら、収益逓増型のビジネスモデルを生かした継続的に高い利益成長率の達成を目指すために、中期経営計画期間中の各事業年度において、営業利益率25%以上、営業利益年率成長率25%以上、ROE25%以上の確保を目標とする。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 福田 徹)
2017年3月期決算発表と同時に中期経営企画の上方修正を発表した。
この中期経営計画の遂行により、ミッションである「生活機会(より良く生きるための選択肢)の最大化」の実現を追求する。
中経期間内において、トリプル25(営業利益率25%以上、営業利益年率成長率25%以上、ROE25%以上)を達成することにより、2020年3月期に売上収益166億円以上、営業利益51億円以上を達成することを目標として掲げている。
また、人材、不動産、生活のすべてで25%以上の年率増収率を計画し、費用構造及び利益率は安定推移を想定している。
なお、中期経営計画の目標数値には、M&Aや新規事業からの貢献は織り込んでいないが、数多くのM&A案件が持ち込まれており、顧客基盤を持つ企業を中心に検討をしていく方針である。
じげん (T:3679)は中期経営計画の要旨として、同社が目指す方向性、トリプル25の達成、経営資源の最適配分による企業価値の最大化、の3つを経営戦略として挙げている。
1. 同社が目指す方向性
経営戦略として、情報量が爆発的に増加し、情報と人の距離がゼロに近づく環境下において、大量の情報を有機的に収束、再構築し、パーソナライズして届けることで、ユーザーの行動を促進するプラットフォームを創出することを同社が目指す方向性としている。
また、既存事業では引き続き、情報の再構築やユーザー集客への特化から、流通、コンテンツ生成まで機能を拡張して内製化し、新たな付加価値の創出を目指しており、市場規模が大きいにも関わらずテクノロジー企業が未進出の白地が残る人材、不動産、自動車といった展開領域において、同社の最大の競争優位であるマッチングテクノロジーや成果報酬型のビジネスモデルを活用した新規事業の創出を図るとしている。
つまり、情報産業においては、ユーザーとの接点が多い再構築レイヤーからコンテンツ生成に進出できている企業は少なく、拡張可能性が多いとしている。
2. トリプル25の達成
同社は、高収益・高効率体制を維持しながら、収益逓増型のビジネスモデルを生かした継続的に高い利益成長率の達成を目指すために、中期経営計画期間中の各事業年度において、営業利益率25%以上、営業利益年率成長率25%以上、ROE25%以上の確保を目標とする。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 福田 徹)