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ヒマラヤ Research Memo(5):収益力強化のため大量閉店を実施

発行済 2017-08-04 15:49
更新済 2017-08-04 16:00
ヒマラヤ Research Memo(5):収益力強化のため大量閉店を実施
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■業績動向

3. 出店状況
2017年8月期第3四半期累計期間の新規出店数は、ヒマラヤで5店舗、新業態で2店舗の出店となった。
2017年3月に出店した新業態店舗としては、「スポーツ×ファッション」をコンセプトとしたセレクトショップ「STYLE & PLAY GREAT YARD 表参道」(東京都)、古民家をリノベーションしてアウトドアをコンセプトとしたセレクトショップ「KURA HOLIC ZERO 靱屋町(クラ ホリック ゼロ うつぼやちょう)」(岐阜県)の2店舗となる。
いずれも消費者ニーズの多様化に対応するために開発した店舗となるが、コンセプトショップとしての出店は成功しており、業績に与える影響は軽微だが経営数値についてもほぼ想定内で推移していると見られる。


一方、閉店店舗はヒマラヤで19店舗、B&Dで2店舗となった。
第2四半期に13店舗の閉店を集中的に実施したが、第3四半期においても4店舗を閉店した。
この結果、5月末の総店舗数は前年同期比で15店舗減の141店舗となり、総売場面積も同9.9%減の250,347m2となった。


ヒマラヤ (T:7514)の閉店店舗数はここ数年、年間4〜6店舗ペースであったが、EC市場の拡大や大手量販店間の競争激化、異業種企業の参入、中古市場の拡大といった市場環境の変化に対応するため、経営資源の再配分を目的として、今回思い切った閉店に踏み切った。
不採算店舗の閉店だけにとどまらず、先行きの収益環境なども鑑みて、戦略的に店舗の閉店を行っている。
店舗数や店舗面積が前年同期比で1割程度減少したものの、3月以降の売上高は前年同期並みの水準で推移している。
これは既存店や新規出店店舗が堅調に推移していることに加えて、EC販売が伸びていることが要因と見られる。
なお、2017年8月期第4四半期について出退店の予定はなく、現状の店舗数で期末まで推移する見通しだ。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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