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ボルテージ Research Memo(4):2018年6月期は成長戦略の実施に重心

発行済 2017-09-08 15:04
更新済 2017-09-08 15:33
ボルテージ Research Memo(4):2018年6月期は成長戦略の実施に重心
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■ボルテージ (T:3639)の成長回帰への取り組みと進捗状況

1. 『3年戦略』の概要と進捗状況
『3年戦略』の目指すところは、環境変化に即してビジネスモデルを改革し再び成長軌道に乗せることだ。
そのための施策は大きく、商品戦略の見直しと、組織改革の2つから成っている。
商品戦略の見直しとは言うまでもなく収益成長を目指すための“成長戦略”と同義であり、組織改革はそれを実現するための内部的体制固めの施策で、いわゆる“事業構造改革(リストラクチャリング)”と言える。


商品戦略においては、事業区分を見直したほか、ターゲット市場についても再整理した。
また、商品の制作プロセスや広告宣伝費の投下法などについても見直しを行い、商品の収益化に向けた仕組みづくりに取り組んでいる。


組織改革では、事業区分や業務プロセス、機能(制作・デザイン・集客など)ごとに、15の自律組織に組み替えた。
組織改革はチーム編成だけでなく、人事評価方法、社内KPI(重要業績評価指標)の見直し、働き方改革など広範囲に及んでいる。


『3年戦略』のネーミングには、当初の2年間(2017年6月期と2018年6月期)を抜本的ビジネスモデルの改革に充て、3年目の2019年6月期に業績を大きく飛躍させる、という意図が込められている。
初年度の2017年6月期は成長のための改革の時期という色彩が濃く出た結果、決算内容もそれを反映したものとなった(決算の詳細は後述)。


しかしながら『3年戦略』自体は着実な進捗を見せており、組織改革の面では計画どおり完了させたというのが同社自身の評価だ。
商品戦略の面でも2017年6月期において様々な“仕込み”が実践され、2018年6月期からはその回収に取り組むというのが現在の状況だ。
その後2019年6月期には、2018年6月期の実績を拡大再生産の形で再現し、本格的な収益成長軌道への回帰を実現するというのが現時点での大まかなスケジュールとなっている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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