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マーケットE Research Memo(11):今期も成長投資の位置付け。業績よりも成長のための施策の進捗に注目

発行済 2017-10-04 16:52
更新済 2017-10-04 17:00
マーケットE Research Memo(11):今期も成長投資の位置付け。業績よりも成長のための施策の進捗に注目
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■業績の見通し

2018年6月期通期についてマーケットエンタープライズ (T:3135)は、売上高6,600百万円(前期比17.2%増)、営業利益55百万円(前期は7百万円の損失)、経常利益51百万円(前期は4百万円の利益)、親会社株主に帰属する当期純利益29百万円(前期は19百万円の損失)と増収増益を予想している。
しかしながら、2018年6月期も成長のための先行投資を行う年と位置付けているため、利益額や利益率は低水準に抑えられている。


前述のように、2018年6月期は成長投資のための年という位置付けのため、注目ポイントは業績よりも現在進めている施策の進捗状況や、どのような新たな施策が打たれるかということになるだろう。
弊社では成長戦略の項で述べたように農機具事業やレンタル事業、買取拠点の整備などの進捗に特に注目している。
農機具事業は成長期待が大きい分、競争も激しいことが予想される。
上場企業の資金力や知名度、信頼性などを生かしてどのように事業基盤を作っていくかに注目している。


KPIとしては月間買取依頼件数がまず第1に注目される。
コンバージョン率や他の指標も全般に改善方向にあるとみられるが、変化率はさほど大きくはないと考えられるため、買取依頼件数の伸びが売上高の成長の多くの部分を決定すると弊社では考えている。
平均販売単価もこれまでは注目すべきKPIの1つだった。
今期は農機具の本格展開で前期比上昇するのはほぼ確実と考えられるが、商材としての性質があまりに異なるので、農機具を除いたベースでの数値を見る必要があるかもしれない。
また、平均単価自体の意味合いも今後は薄れていく可能性がある。


業績の数値では言うまでもなく売上高の成長が注目される。
前期比の伸び率と計画に対する達成率の両方の角度から内容を見ることが重要だ。
期初予想の6,600百万円(前期比17.2%増)という数値は充分に達成可能だと弊社では考えている。
月間買取依頼件数は今期も15%前後の成長が続くとみている。
これに加えてコンバージョン率の上昇や農機具に代表される高価格帯商品の売上構成比の上昇により、前期比20%近い増収は充分可能だとみている。
一方利益面では、今期も積極的に投資を行うため期初予想から大きく上振れすることはないとみている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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