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5. 売上高は7年で2.6倍に成長
売上高は創業以来、順調に伸長している。
リーマン・ショックの影響で一時的に減少した時期もあったが、2010年7月期(売上高3,272百万円)以降は再び大幅増収基調となった。
そして2017年7月期の売上高は8,621百万円となり、7年(2012年7月期から連結決算に移行)で売上高は2.6倍となった。
中期経営計画(2018年7月期−2020年7月期、1年ごとに更新するローリング方式)では、2020年7月期の売上高10,500百万円を目標としている。
6. システムソリューション事業の受注高は5年で1.6倍に伸長
システムソリューション事業の受注高(単体ベース)は、2017年7月期に前期比4.3%増の6,042百万円となった。
パートナー戦略や「CROSS-OVERシナジー」戦略が深耕し、2012年7月期の3,747百万円との比較で見れば、5年間で1.6倍に伸長した。
また大型物件の受注も増加している。
7. 顧客企業数は増加基調
顧客企業数(取引のあるすべての顧客社数、単体ベース)は、2017年7月期末時点で前期末比8.2%増の7,188社となった。
2012年7月期末時点の4,485社との比較で見れば、5年間で1.6倍に伸長した。
また2017年7月期末時点でのユーザーリピート率(既存顧客の再契約率)は、業界平均を大幅に上回る98.1%に達している。
8. ストック型商材の売上が拡大して比率も上昇基調
複数ネットショップ一元管理ソフト「CROSS MALL」やECサイト・実店舗ポイント・顧客一元管理ソフト「CROSS POINT」など、ストック型商材の売上高(単体ベース)は、2017年7月期に前期比16.6%増の2,815百万円となった。
2013年7月期の1,480百万円との比較で見れば4年間で1.9倍に伸長した。
そして全社売上高に占めるストック型商材比率は2013年7月期の26.2%から2017年7月期の32.7%に上昇した。
また2018年7月期のストック型商材の売上高の計画は前期比15.4%増の3,250百万円で、ストック型商材比率は35.3%まで上昇する見込みだ。
クラウド事業のストック型商材の販売が好調に推移する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)