ノムラシステムコーポレーション (T:3940)は6日、2017年12月期第3四半期（2017年1～9月）決算を発表した。 売上高が前年同期比6.8%増の19.00億円、営業利益が同46.1%増の3.37億円、経常利益が同47.4%増の3.35億円、四半期純利益が同65.8%増の2.28億円となった。
SPA ERPパッケージ導入のプライム（元請け案件）をより多く受注すべく、同社の強みである人事ソリューションを中心に営業活動を推進した。
合わせて、FIS※の営業も積極的に行い、受注の安定に努め、顧客基盤の拡大を図った。
なお、2017年12月期通期の業績予想については、各利益について上方修正を行っている。
売上高が前期比2.4%増の25.01億円、営業利益が同21.1%増（前回予想比12.4%増）の3.78億円、経常利益が同20.7%増（同12.4%増）の3.76億円、当期純利益が同40.0%増（同33.5%増）の2.72億円としている。
プライム（元請け案件）において、当期に獲得した新規案件が順調に進捗したことと既存取引先の追加開発案件の受注が好調だったことに加え、販売費および一般管理費の圧縮及び2016年12月期における留保金額に対する税額の計算に係る法人税等の還付があり、上方修正に至った。
※FIS（Function Implement Service）：SAP導入プロジェクトにおいて業務設計、システム設計から顧客用件を分析し、SAPの実現機能の設計やアドオン（作りこみ）設計の技術支援を行う。