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白鳩 Research Memo(4):レッグカテゴリー強化や自社ブランド品の強化による成長を目指す

発行済 2017-11-09 15:00
更新済 2017-11-09 16:00
白鳩 Research Memo(4):レッグカテゴリー強化や自社ブランド品の強化による成長を目指す
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■中期的成長戦略

2. 既存事業の成長戦略
既存事業における成長戦略のうち、“取扱ブランドの開拓、品ぞろえの強化”においては“レッグカテゴリー(ソックス、パンティストッキング)の強化”に注力する方針だ。
白鳩 (T:3192)によれば、インナーウェア市場は約6,240億円、レッグカテゴリーの市場は6,190億円と、両者は拮抗している。
しかしながら同社のカテゴリー別売上構成比では、レッグカテゴリーは6%弱にとどまっており、インナーウェアの構成比が圧倒的に高い状況となっている。
市場規模に照らせば同社の売上構成においてもレッグカテゴリーはインナーウェアに匹敵する水準となるポテンシャルがあると言える。
一気にその水準に達すると期待することは現実的ではないが、当面の目標としては、レッグカテゴリーの売上規模を現状の300百万円規模から1,000百万円規模に引き上げることは充分可能だと弊社ではみている。


自社ブランド品の強化は、売上高の拡大と同時に利益率の改善に大きな効果があると期待される。
通常の仕入商品に比べて利益率が高いためだ。
同社はかねてよりPB・コラボ商品の強化を経営施策の中核の1つに位置付け、その売上構成比を引き上げることを目指してきた。
具体的数値目標として、当面のゴールを30%とし、2017年8月期は25%を目指していた。
前述のように2017年8月期実績は21.3%にとどまったため、今2018年8月期は再度25%を目指して仕切り直しとなる。
後述するブルーミングスタイル事業強化とも重なる部分であり、中期的には30%の目標達成は十分可能だと弊社では考えている。


越境ECは過去も現在も同社の重要な成長分野だ。
将来的にも成長分野であると同社では期待している。
店舗は本店(自社サイト)グローバル店、Tmallグローバル店を軸に対応している。
同社の越境ECに対するスタンスは、あくまで日本からEMS(Express Mail Service、国際スピード郵便)による発送を行うというものだ。
中国をはじめとする現地への投資はまったく予定していない。
同社の越境ECの顧客は中国人が大部分であるが、中国は制度変更によって需要が大きく影響を受けるリスクがある。
こうした現状を踏まえると、同社の“EMSを利用した日本からの発送”に徹するというスタンスは、事業リスクを最小限に抑えるという観点で意義があると評価している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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