■プラザクリエイト本社 (T:7502)の今後の見通し
2. 2019年3月期の考え方
2019年3月期はプリント事業においてFC化が一段と進展すると予想される。
その結果、プリント事業の売上高は現状から大きく縮小する可能性がある。
卸売とロイヤリティ収入の比率が高くなるためだ。
しかし、利益面では卸売の粗利益とロイヤリティ収入が残り、販管費負担が減少するため、前期比増益となる可能性は十分にある。
FC化と並んでプリント事業の注目点は新規商材の種類・内容だ。
同社本体として強化していくオンラインビジネスも、その成否は商材の魅力度に大きく依存している。
店舗売上はFC化で良い回復モメンタムを生んでいるが、それを加速させるうえでもやはり商材がカギを握っている。
商品開発で同社がどのような底力・創造性を見せてくるか、見守りたい。
モバイル事業の2019年3月期は、2018年3月期に新規出店した12~13店舗のフル寄与による増収・増益効果と、新規出店に伴う立ち上げ費用の綱引きという構図が続くと予想される。
これまで同様、増益効果が優って、増益トレンドを維持すると弊社ではみている。
新規出店に当たっては2018年3月期から複合型ショップに力を入れている。
利便性を高めて集客力と顧客満足度を高めるのが狙いだ。
この戦略の動向にも注意深く見ていきたい。
収益の水準としては、売上高はFC化の進捗状況で大きく変動するため予想が難しい。
利益についてはFC化進展による安定性増大と、ストック型収益モデルであるモバイル事業の安定成長により、前期比増益を確保できるとみている。
しかしながら新規店舗投資やオンラインビジネスの投資、新商品の開発費などもあるため、経常利益で500百万円前後が1つの目途になるのではないかと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
2. 2019年3月期の考え方
2019年3月期はプリント事業においてFC化が一段と進展すると予想される。
その結果、プリント事業の売上高は現状から大きく縮小する可能性がある。
卸売とロイヤリティ収入の比率が高くなるためだ。
しかし、利益面では卸売の粗利益とロイヤリティ収入が残り、販管費負担が減少するため、前期比増益となる可能性は十分にある。
FC化と並んでプリント事業の注目点は新規商材の種類・内容だ。
同社本体として強化していくオンラインビジネスも、その成否は商材の魅力度に大きく依存している。
店舗売上はFC化で良い回復モメンタムを生んでいるが、それを加速させるうえでもやはり商材がカギを握っている。
商品開発で同社がどのような底力・創造性を見せてくるか、見守りたい。
モバイル事業の2019年3月期は、2018年3月期に新規出店した12~13店舗のフル寄与による増収・増益効果と、新規出店に伴う立ち上げ費用の綱引きという構図が続くと予想される。
これまで同様、増益効果が優って、増益トレンドを維持すると弊社ではみている。
新規出店に当たっては2018年3月期から複合型ショップに力を入れている。
利便性を高めて集客力と顧客満足度を高めるのが狙いだ。
この戦略の動向にも注意深く見ていきたい。
収益の水準としては、売上高はFC化の進捗状況で大きく変動するため予想が難しい。
利益についてはFC化進展による安定性増大と、ストック型収益モデルであるモバイル事業の安定成長により、前期比増益を確保できるとみている。
しかしながら新規店舗投資やオンラインビジネスの投資、新商品の開発費などもあるため、経常利益で500百万円前後が1つの目途になるのではないかと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)