![](http://c1308342.cdn.cloudfiles.rackspacecloud.com/news_providers_logos/fisco_s.png)
海外市場がクリスマスの祝日で休場となる中、方向感に欠ける相場展開となった。
日経平均は先週末の終値を挟んでのもみ合いとなり、前場の日中値幅は40円程度にとどまっている。
後場に入るとインデックスに絡んだ資金流入により、プラスに転じると、その後はプラス圏での推移が続いた。
ただし、後場の値幅は30円程度と狭く、出来高は今年最低を記録した。
大引けの日経平均は先週末比36.42円高の22939.18円となった。
東証1部の売買高は10億5644万株、売買代金は1兆5458億円だった。
業種別ではは金属製品、化学、石油石炭、鉱業、繊維、ガラス土石、食料品がしっかり。
半面、海運、証券、銀行、小売、鉄鋼がさえない。
指数インパクトの大きいところでは、ファナック (T:6954)、安川電 (T:6506)、資生堂 (T:4911)が堅調。
一方で、ファーストリテ (T:9983)、京セラ (T:6971)が重しとなった。
売買代金上位では、任天堂 (T:7974)、キヤノン (T:7751)、キーエンス (T:6861)、SUMCO (T:3436)が堅調。
半面、メガバンク3行が利食い優勢だったほか、決算が嫌気された二トリHD (T:9843)は一気に7月末以来の安値水準まで急落している。