■業績の動向
● 2018年3月期第2四半期決算の概要
ルネサスイーストン (T:9995)の2018年3月期第2四半期決算は、売上高40,251百万円(前年同期比8.0%増)、営業利益987百万円(同122.9%増)、経常利益1,068百万円(同144.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益769百万円(同188.8%増)と増収・大幅増益決算となった。
同社は2017年9月13日に今第2四半期及び通期の業績見通しを上方修正した。
今第2四半期決算はその修正予想を若干上回っての着地となった。
また、今第2四半期の営業利益・経常利益は、2009年4月にルネサスデバイス販売との統合によるルネサスイーストン発足後、半期ベースでの過去最高となった。
売上高の品目別内訳では、主力の集積回路はマイコンが自動車分野、ロジックICが産業分野を中心に伸長し、前年同期比5.5%増の28,241百万円となった。
半導体素子はパワーデバイスやトランジスタが自動車・産業・民生の各分野で好調となり、同12.9%増の6,311百万円となった。
表示デバイスはアミューズメント分野向けの減少により同11.7%減の991百万円にとどまった。
その他は産業分野向けパーツが増加し、同24.5%増の4,707百万円となった。
利益面では、売上総利益が前年同期比457百万円(12.6%)増加した。
この内訳は、売上総利益率が前年同期の9.7%から今第2四半期は10.2%に上昇したことによる効果が約160百万円、売上高の増収による効果が約290百万円となる。
売上総利益率の上昇は、同社が従来から取り組んできた、個別商材ごとの利益率改善努力によるものとみられる。
販管費は全社的な経費節減努力などが寄与して前年同期比86百万円(2.7%)減少した。
その結果、営業利益は同544百万円(122.9%)増の987百万円に達した。
営業外損益及び特別損益項目に特筆すべきものはなく、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益も前年同期比で大幅増益となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
● 2018年3月期第2四半期決算の概要
ルネサスイーストン (T:9995)の2018年3月期第2四半期決算は、売上高40,251百万円(前年同期比8.0%増)、営業利益987百万円(同122.9%増)、経常利益1,068百万円(同144.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益769百万円(同188.8%増)と増収・大幅増益決算となった。
同社は2017年9月13日に今第2四半期及び通期の業績見通しを上方修正した。
今第2四半期決算はその修正予想を若干上回っての着地となった。
また、今第2四半期の営業利益・経常利益は、2009年4月にルネサスデバイス販売との統合によるルネサスイーストン発足後、半期ベースでの過去最高となった。
売上高の品目別内訳では、主力の集積回路はマイコンが自動車分野、ロジックICが産業分野を中心に伸長し、前年同期比5.5%増の28,241百万円となった。
半導体素子はパワーデバイスやトランジスタが自動車・産業・民生の各分野で好調となり、同12.9%増の6,311百万円となった。
表示デバイスはアミューズメント分野向けの減少により同11.7%減の991百万円にとどまった。
その他は産業分野向けパーツが増加し、同24.5%増の4,707百万円となった。
利益面では、売上総利益が前年同期比457百万円(12.6%)増加した。
この内訳は、売上総利益率が前年同期の9.7%から今第2四半期は10.2%に上昇したことによる効果が約160百万円、売上高の増収による効果が約290百万円となる。
売上総利益率の上昇は、同社が従来から取り組んできた、個別商材ごとの利益率改善努力によるものとみられる。
販管費は全社的な経費節減努力などが寄与して前年同期比86百万円(2.7%)減少した。
その結果、営業利益は同544百万円(122.9%)増の987百万円に達した。
営業外損益及び特別損益項目に特筆すべきものはなく、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益も前年同期比で大幅増益となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)