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4月に任期満了を迎える日銀総裁の後任人事が注目されます。
安倍首相はNHKの日曜討論で黒田現総裁について「期待に応えていただいている」との認識を示した上で、「引き続きしっかりと黒田さんには取り組んでいただきたいと考えていますが、人事においてはまったくの白紙です」と発言されました。
これに関連して、SMBC日興証券は千葉銀行 (T:8331)の目標株価の引き上げを発表しています。
1/9付け「OpeningBell」にそのレポートが掲載されていますので、ご紹介しますね。
まず同レポートでは、『直近は千葉銀行(以下同行)を含めて、売買代金上位の地銀株の上昇が目立ったが、背景には日銀総裁再任が有力視される「第2期黒田体制」での金融政策の変更期待があるとみている』と伝えています。
今後に関しては、『当面はこの期待が続くと見込まれるが、実際にはコアコアでのCPIの現状などを踏まえると、YCC(イールドカーブ・コントロール)の上方遷移やマイナス金利政策の解除を、短期的に期待することは難しいであろう。
株式市場が過度な期待を寄せれば、その後の失望にもつながるリスクがある点には注意したい』との見解を述べています。
これらを踏まえて、SMBC日興証券では、同社の目標株価を750円から850円に引き上げています。
その他にも、ドンキホーテホールディングス (T:7532)やユニー・ファミリーマートホールディングス (T:8028)などの目標株価変更のレポートが掲載されていますので、詳しくは1/9付けの「OpeningBell」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。
レポート発行人との見解とは異なる場合があります。
詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜