■株主還元策
三機工業 (T:1961)は株主還元にも積極的である。
配当については、以前は年15円の安定配当を基本としてきたが、2015年3月期は創立90周年の記念配当5円を加えて年間20円の配当を行った。
さらに2016年3月期は普通配当を年間18円に増配したことに加え、業績が好調であったことから期末に12円の特別配当を実施、結果として年間30円の配当(配当性向35.8%)を行った。
さらに前期(2017年3月期)も普通配当を20円に増配し、特別配当10円を加えて年間30円配当(配当性向40.6%)を行った。
今期(2018年3月期)の年間配当は当初は普通配当20円を予定していたが、上半期の業績を鑑み、特別配当5円を加えて中間配当を15.0円(前期は10.0円)に増配、期末の配当についても同じく15.0円とし、年間配当を30.0円の増配予定であることを発表した。
また株主還元策の一環として、株式市場での積極的な自社株買い及び消却をこれまでも行ってきた。
今回も2017年5月22日付で保有する自己株式300万株を消却し、発行済株式数は63,661,156株となった。
さらに2017年5月15日から2018年3月31日までの間に、新たに自己株式300万株(上限4,000百万円)を取得することを発表しており、既に2017年12月までに取得枠300万株全てを取得済みである。
このような積極的な株主還元の姿勢は大いに評価すべきと思われる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
三機工業 (T:1961)は株主還元にも積極的である。
配当については、以前は年15円の安定配当を基本としてきたが、2015年3月期は創立90周年の記念配当5円を加えて年間20円の配当を行った。
さらに2016年3月期は普通配当を年間18円に増配したことに加え、業績が好調であったことから期末に12円の特別配当を実施、結果として年間30円の配当(配当性向35.8%)を行った。
さらに前期(2017年3月期)も普通配当を20円に増配し、特別配当10円を加えて年間30円配当(配当性向40.6%)を行った。
今期(2018年3月期)の年間配当は当初は普通配当20円を予定していたが、上半期の業績を鑑み、特別配当5円を加えて中間配当を15.0円(前期は10.0円)に増配、期末の配当についても同じく15.0円とし、年間配当を30.0円の増配予定であることを発表した。
また株主還元策の一環として、株式市場での積極的な自社株買い及び消却をこれまでも行ってきた。
今回も2017年5月22日付で保有する自己株式300万株を消却し、発行済株式数は63,661,156株となった。
さらに2017年5月15日から2018年3月31日までの間に、新たに自己株式300万株(上限4,000百万円)を取得することを発表しており、既に2017年12月までに取得枠300万株全てを取得済みである。
このような積極的な株主還元の姿勢は大いに評価すべきと思われる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)