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1月31日には、ドル建てのビットコイン価格が一時節目の10,000ドルを大きく割り込んだものの、円建て価格の安値は1,051,055円とこちらは心理的節目を維持した。
ビットコインにおける通貨別シェアでは日本円が現在44%を占めており、様子見姿勢を強めていた日本勢の買い意欲の根強さも意識されている(CryptoCompare参照)。
足元では、LINE (T:3938)が仮想通貨の取引などを手掛ける金融子会社を設立したと発表した。
また、一部メディアはサムスンが第4四半期決算報告で「仮想通貨マイニング用チップに対する需要の高まり」により、同社ファウンドリ事業の活性化を見込んでいると述べたと報じている。
引き続きコインチェック問題やテザーの問題など警戒材料は残っているものの、上述のとおりポジティブ材料も出てきている状況だ。
狭いレンジでの推移が続く状況には変わりないと見られるが、本日はやや上を意識した展開を見込むことが出来るかもしれない。
※ビットコイン/日本円はフィスコ仮想通貨取引所、ビットコイン/米ドルはCoin Market Capを参照。
なお、ビットコイン価格については値動きの関係上、ニュース作成時から大きく変動している場合がございます。
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