■業績動向
1. 2017年11月期の業績概要
エスプール (T:2471)の2017年11月期の連結業績は、売上高で前期比26.6%増の11,696百万円、営業利益で同32.8%増の674百万円、経常利益で同38.4%増の687百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同3.8%増の423百万円となり、2期連続で過去最高業績を更新した。
主力事業である人材アウトソーシングや障がい者雇用支援サービス等が好調に推移したことが主因となっている。
売上総利益率は前期比0.5ポイント低下の28.6%となったが、これは相対的に利益率の低い人材ソリューション事業の売上構成比が前期の63.2%から66.0%に上昇したことによるもの。
一方、販管費は人件費を中心とした本社費用の増加により前期比22.5%増と増加したが、増収効果によって販管費率は前期の23.6%から22.8%に低下した。
この結果、営業利益率は前期比0.3ポイント上昇の5.8%となった。
なお、親会社株主に帰属する当期純利益の増益率が小幅にとどまっているが、これは累積損失の一掃により法人税負担が正常化したことによる。
また、会社計画比でも人材アウトソーシング及び障がい雇用支援サービスが計画を上回って推移し、業績の上振れ要因となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
1. 2017年11月期の業績概要
エスプール (T:2471)の2017年11月期の連結業績は、売上高で前期比26.6%増の11,696百万円、営業利益で同32.8%増の674百万円、経常利益で同38.4%増の687百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同3.8%増の423百万円となり、2期連続で過去最高業績を更新した。
主力事業である人材アウトソーシングや障がい者雇用支援サービス等が好調に推移したことが主因となっている。
売上総利益率は前期比0.5ポイント低下の28.6%となったが、これは相対的に利益率の低い人材ソリューション事業の売上構成比が前期の63.2%から66.0%に上昇したことによるもの。
一方、販管費は人件費を中心とした本社費用の増加により前期比22.5%増と増加したが、増収効果によって販管費率は前期の23.6%から22.8%に低下した。
この結果、営業利益率は前期比0.3ポイント上昇の5.8%となった。
なお、親会社株主に帰属する当期純利益の増益率が小幅にとどまっているが、これは累積損失の一掃により法人税負担が正常化したことによる。
また、会社計画比でも人材アウトソーシング及び障がい雇用支援サービスが計画を上回って推移し、業績の上振れ要因となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)