東都水産 (T:8038)は15日、「波崎地区６次産業化推進プロジェクト」に参画のため、2018年１月22 日付でトウスイ(本社:茨城県神栖市)への出資を行ったことを発表した。 また、農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)等が出資する「ちば農林漁業６次産業化投資事業有限責任組合」及び「常陽大地と海の成長支援ファンド投資事業有限責任組合」からトウスイへの2018年３月20日付での出資が決定した。
官民一体となった水産事業の活性化のため、A-FIVEからの資金援助を活用し、茨城県神栖市波崎に最新鋭の冷凍加工工場を新設し、サバを中心とした輸出をメイン事業とし、生産から販売(輸出を含む)まで一貫した水産業のバリューチェーンを構築することを目指す。
トウスイが本件プロジェクトの母体となり、石田丸漁業(1次産業)、津久勝(2次産業)及び東都水産(3次産業)が、6次産業化パートナーとして協同で本件プロジェクトを推進する。
同社は、従来からの国内向け販売に加えて、本件プロジェクトにおいてトウスイから商品を仕入れ、欧米の大手水産商社等との連携により輸出事業を展開し、海外事業の発展につなげていく。