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当該臨床試験は、First-In-Human(FIH)試験として計79例の健康成人被験者が組み入れられ、RQ-941の良好な安全性・忍容性と薬物動態(体の中の薬の動き)が確認された。
さらに軽度から中等度の潰瘍性大腸炎患者15例でも健康成人と同様の成績が得られたことから、患者と健康成人で安全性等に差異がないことが示された 。
併せて検討した有効性評価において、腹部症状および便通異常の改善が示唆されたことから、RQ-941 は第I相臨床試験における全ての評価を良好な成績で終了し、下部消化器症状治療薬として期待される結果となった。
本臨床試験結果は、2018年開催の米国消化器病週間(Digestive Disease Week 2018)において6月2日にワシントンD.C.にて発表を行う予定。
また、この結果に基づき2018年1月29日に公表した中国で設立する合弁会社で臨床開発を推し進め、RQ-941のグローバルでの開発及び導出展開を行っていく考え。