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個人投資家・株式注意女子:コモディティ関連銘柄から見る下落局面の察知方法【FISCOソーシャルレポーター】

発行済 2018-03-08 09:40
更新済 2018-03-08 10:00
個人投資家・株式注意女子:コモディティ関連銘柄から見る下落局面の察知方法【FISCOソーシャルレポーター】
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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株式注意女子氏(ブログ「株式注意情報.jp」、ツイッター:@kabushikichuiを運営)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。



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※2018年3月4日19時に執筆


週末の日経平均は再度、底値を探りに行く展開となりました。


2月初旬から始まった世界同時株安ですが、チャート形状を見る限り、日経平均は窓を開けたままの状態が続いており、まだ相場が安定しているとは言い切れないのではないかと思います。


今回の下落相場をどのように察知したのかと、質問されることが多かったので察知する方法と、私が個人的に相場が反転するのに何を見ているかについて書こうと思います。


昔からコモディティ関連銘柄に投資することが多いのですが、これは下落局面入りの時期を見るにも、相場の反転を見るにも適したセクターだと思っています。


例に挙げると昨年まで何度か売買を繰り返した三井金属 (T:5706)。


三井金属のチャートを月足で20年間のスパンで見て見ます。
そして、同様に日経平均のチャートを月足の20年間のスパンで比べてみると、大きな下落局面の部分で比べて見ると、三井金属の方が毎回、日経平均が下落局面を迎える1~2ヶ月前に下落基調に入っています。


11月23日、日本は祝日でマーケットは休場でしたが、この日、中国市場は大きく下落しました。
それまで中国ではPKO(株価維持活動)があってか、場中に大きく下げることがあっても、終わり値ベースではさほど大きく下げることなく右肩上がりのチャートを形成していました。


この動きを受けて、それまで堅調であった非鉄セクターの銘柄が日経平均の動きに反して下落基調となりました。


最初に下落局面入りが近いと感じたのはこの時です。

11月末からですので、約2ヵ月後の2月初めから世界株安が始まったことを考えると今回も20年間の月足チャートと同様の動きをしたことになります。


2017年の中頃辺りから、素材関連銘柄が注目されることが増えたように思えますが、個人的には素材セクターの売買をする中心が機関であったり海外投資家であるとすれば、莫大なデータ分析などから先に動きを見せる可能性もあるのではないでしょうか。
その動きが素材セクターの先取りの動きに繋がっている可能性があるのかもしれないと考えています。


となると、本格的に反転してくるのは、素材セクターが切り返しを見せてきてからになるのかもしれません。


もちろん、素材セクターの中でも異なった動きを見せる銘柄もあります。
なので、私は素材関連銘柄の中で、なるべく一方向に動きやすい銘柄の動きには注目しています。


以上、今年注目のコモディティ関連銘柄などについて話すセミナーを14日に控え、やや緊張気味の株式注意女子でした。



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執筆者名:株式注意女子
ブログ名:株式注意情報.jp


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