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2. 財務状況と経営指標
AMBITION (T:3300)の2018年6月期第2四半期末の総資産残高は前期末比9,335百万円増の13,308百万円となった。
そのうち流動資産は7,539百万円増であり、販売用不動産(仕掛含む)の増加が主な原因である。
固定資産は1,788百万円増であり、M&Aに起因するのれんの増加が主な要因である。
負債合計は前期末比9,372百万円増の12,069百万円となった。
主な増加は、固定負債の7,038百万円増であり、長期借入金の増加が主な要因である。
流動負債は2,333百万円増であり、1年内返済予定の長期借入金の増加が主な要因である。
純資産合計が前期比末比37百万円減の1,238百万円となったのは、利益剰余金の減少が主な要因である。
経営指標(2018年6月期第2四半期末)では、流動比率が262.7%(前期末は177.9%)と安全性の基準である200%を上回っており、短期的な安全性には懸念はない。
自己資本比率が9.3%(前期末は31.9%)となっており、中長期的には収益力を向上させ、資本を増強していくことが求められる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)