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日経平均;22699.76;+202.58TOPIX;1789.15;+11.53
[後場の投資戦略]
円安一服や資源高によるコスト増懸念などが上値を抑える要因として意識されるが、足元堅調な欧米株に比べた出遅れ感が日本株への資金流入を促しているようだ前日終値ベースで日経平均の予想PER(株価収益率)は13倍台半ばにとどまっており、バリュエーション面で水準訂正の余地が大きいとの見方は多い企業による業績予想も想定為替レートなどで保守的な面があり、決算発表一巡後は業績上振れも織り込む流れとなる可能性があるなお、本日は800社前後が決算発表を予定しており、週末を挟み決算を受けた物色は活発となるだろう
一方、新興市場ではマザーズ指数、日経ジャスダック平均は3日続落して前場を折り返した引き続き市場の関心が主力大型株に向かっているうえ、マザーズ市場ではミクシィ (T:2702)やSOSEIといった時価総額上位銘柄が決算を受けて売られており、積極的には手掛けづらい状況と言えるしかし、ジャスダック主力ではマクドナルド
など業績好調な企業も多く、個別対応が必要になってくるだろう
(小林大純)