パイプドHD (T:3919)は27日、同社グループのシモキタコインが、世田谷区下北沢エリアで利用可能な電子地域通貨「シモキタコイン」の発行を開始したと発表。 「シモキタコイン」は、主に下北沢で行われるイベントや商業施設、飲食店等で利用できる電子地域通貨。
プリペイド方式に対応しており、アプリからコインをチャージでき、利用者はキャッシュレスで飲食や買い物を楽しむことができる。
加盟店はQRコードの設置のみで導入でき、クレジットカードなど他の電子決済に比べて導入に必要な初期費用や決済手数料を抑えられるため、個人経営の小規模店舗でも手軽に導入できる。
また、他の加盟店からの仕入れなどの支払いにもコインを使用可能で、ポイントも貯められる仕組みとなっている。
シモキタコインは加盟店からの出資を募り、加盟店が株主として企画や会社経営にも主体的に関与できる枠組とすることで、地域全体に一体感を生み出し、加盟店共通で使えるポイント活用を促進して、地域内でお金を循環させる仕組みづくりを目指す。