■G-7ホールディングス (T:7508)の業績動向
3. 財務状況と経営指標
2019年3月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比431百万円減少の41,163百万円となった。
主な増減要因を見ると、流動資産で現金及び預金が180百万円増加し、受取手形及び売掛金が447百万円、商品及び製品が219百万円それぞれ減少した。
また、固定資産では有形固定資産が139百万円減少し、投資有価証券が118百万円増加した。
負債合計は前期末比1,049百万円減少の22,812百万円となった。
主に買掛金が336百万円、未払法人税等が124百万円、賞与引当金が184百万円、有利子負債が57百万円減少したことによる。
また、純資産は前期末比619百万円増加の18,351百万円となった。
親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支出に伴い、利益剰余金が699百万円増加したことが主因となっている。
経営指標を見ると、安全性を示す自己資本比率は収益増と負債の減少によって前期末比1.9ポイント上昇の43.6%となり、一方で、有利子負債比率は同1.9ポイント低下の45.9%となるなど、収益拡大とともに財務の健全性向上が続いている。
ネットキャッシュ(現預金-有利子負債)も前期末比237百万円増加の3,210百万円となった。
同社は今後もM&A戦略を積極推進していく方針で、そのための資金として50億円程度を年度予算として毎年組み込んでいる。
現預金の水準が110億円を超えていることから、手元キャッシュで充当していく方針となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
3. 財務状況と経営指標
2019年3月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比431百万円減少の41,163百万円となった。
主な増減要因を見ると、流動資産で現金及び預金が180百万円増加し、受取手形及び売掛金が447百万円、商品及び製品が219百万円それぞれ減少した。
また、固定資産では有形固定資産が139百万円減少し、投資有価証券が118百万円増加した。
負債合計は前期末比1,049百万円減少の22,812百万円となった。
主に買掛金が336百万円、未払法人税等が124百万円、賞与引当金が184百万円、有利子負債が57百万円減少したことによる。
また、純資産は前期末比619百万円増加の18,351百万円となった。
親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支出に伴い、利益剰余金が699百万円増加したことが主因となっている。
経営指標を見ると、安全性を示す自己資本比率は収益増と負債の減少によって前期末比1.9ポイント上昇の43.6%となり、一方で、有利子負債比率は同1.9ポイント低下の45.9%となるなど、収益拡大とともに財務の健全性向上が続いている。
ネットキャッシュ(現預金-有利子負債)も前期末比237百万円増加の3,210百万円となった。
同社は今後もM&A戦略を積極推進していく方針で、そのための資金として50億円程度を年度予算として毎年組み込んでいる。
現預金の水準が110億円を超えていることから、手元キャッシュで充当していく方針となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)