プレミアムデータをご提供:最大 50% 引きでInvestingPro特別セールを請求する

リソル Research Memo(8):2019年3月期業績見通しは減収減益だが、実態は堅調と言える

発行済 2018-12-19 15:07
更新済 2018-12-19 15:20
リソル Research Memo(8):2019年3月期業績見通しは減収減益だが、実態は堅調と言える
5261
-
■業績動向

3. 2019年3月期の業績見通し
2019年3月期の業績見通しについて、リソルホールディングス (T:5261)は売上高21,500百万円(前期比9.1%減)、営業利益1,300百万円(同38.2%減)、経常利益1,620百万円(同21.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,570百万円(同10.9%増)を見込んでいる。
減収減益を見込むのは、2018年3月期に計上した「中京ゴルフ倶楽部 石野コース」共同経営開始に伴う収益や、営業外収益の投資再生関係会社株式売却益といった一時的な収益がなくなるためである。


長期経営目標の中で同様に先行投資期に当たる2018年3月期の期初営業利益予想が1,300百万円であったということを考慮すると、見かけの減益と異なって実際の業績進捗は堅調と言うことができる。
また、既存施設の運営や新設ホテルの運営開始、販売用不動産の売却など施策も着実にこなしたと考えられる。
なお、例年のように計画外で発生する販売用不動産などの売却に関して、価格や相手先などタイミング次第と思われることから、2019年3月期も可能性はゼロではないと考えている。


訪日外国人観光客数を増やすという政府の戦略目標を追い風に、少なくとも東京オリンピックに向けて観光・旅行需要は引き続き成長が見込まれ、同社は宿泊施設の拡大を通じてブランド力を向上させる。
また、長期事業方針に則って事業の拡大や多様化を推進している。
これら取り組みが堅調に進んでいることから、同社の掲げる長期経営目標の達成は徐々に射程圏内に入ってきたと考えてよさそうだ。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます