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ヘリオステクノHD Research Memo(3):露光装置用光源ランプの売上げが成長中

発行済 2019-01-28 16:23
更新済 2019-01-28 16:41
ヘリオステクノHD Research Memo(3):露光装置用光源ランプの売上げが成長中
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■事業の概要2. ランプ事業の概要ランプ事業はフェニックス電機とその子会社の(株)ルクスが担当している。

フェニックス電機における生産品目は、プロジェクター用ランプ、ハロゲンランプ、LEDランプ、露光装置用光源ランプなどの各種ランプ類と、露光装置用光源ランプと制御機器類を筐体(ボディ)に組み込んでユニット化した、MLSの2つに大別される。

このうち、各種ランプ類(リプレース用の露光装置用光源ランプも含む)がランプ事業を形成し、ユニット化されてMLSとして出荷される分は製造装置事業に含まれる。

近年ランプ事業の中で重要性が増しているのがMLS用の露光装置用光源ランプだ。

液晶パネルの重要構成部品であるカラーフィルターの製造において、リソグラフィプロセスで露光装置が使用される。

露光装置の全体は専門メーカーが製造しており、ヘリオステクノホールディング (T:6927)は専門メーカーに対してMLSを供給している。

現状は、国内トップの露光装置メーカーに対して同社が専属で納入している状況にある。

露光装置の光源には寿命があるため、光源ランプにはリプレース需要が生まれる。

同社製MLSの蓄積と液晶パネル製造ラインの高稼働率を反映して、リプレース需要は着実な成長が続いている。

一般照明用ランプは光源の種類によりハロゲンランプ、LEDランプなどがある。

大きな流れとしては省エネ・長寿命のLEDへのシフトが進んでおり、同社もLEDランプが伸長する一方、ハロゲンは縮小方向という状況にある。

LEDランプについては、LEDチップを外部から購入し、自社で照明製品を製造している。

プロジェクター用ランプは、現在は代替需要が市場として残っている状況だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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