オープンドア (T:3926)は8日、2019年3月期第3四半期累計(2018年4−12月)の連結決算を発表した。
売上高が前年同期比21.6%増の36.13億円、営業利益が同45.5%増の14.50億円、経常利益が同45.2%増の14.53億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同54.4%増の9.41億円と2ケタの増収増益となった。
第3四半期累計期間としては過去最高の売上高を達成した。
対予算進捗率でも72.3%~75.3%(業績予想はレンジ開示)に達している。
テレビCM費用は増額しているものの、営業利益も前年同期を大幅に上回り、過去最高を達成した。
旅行関連事業は、旅行需要にタイミングを合わせたテレビCMを放送し、新たなユーザー層も含め認知を拡大した。
また、国内及び海外の旅行サイトとの直接連携を加速させることで商品情報の拡充を図るとともに、ユーザー要望の強い空席表示対応商品を拡大し、成約率を増加させるなど収益率の向上に努めた。
2019年3月期通期の連結業績予想についてはレンジ開示を行っており、売上高が前期比19.7%~24.7%増の48.00~50.00億円、営業利益が同12.5%~38.5%増の13.00~16.00億円、経常利益が同11.7%~37.5%増の13.00~16.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.1%~26.9%増の7.80~9.60億円とする期初計画を据え置いている。
また同日、特別株主優待実施を発表した。
現行の株主優待制度に加え、対象となる株主に3,000円分のクオカードを贈呈するとしている。