USEN-NEXT HOLDINGS (T:9418)は15日、USEN-NEXT GROUPであるアルメックスが、これまで病院に提供してきた再来受付機や自動精算機のテクノロジーと知見を集大成した次世代受付機「Sma-pa TERMINAL」を開発したと発表。
「Sma-pa TERMINAL」では顔認証にAIを採用しており、受付・精算や保険証の自動確認、同時にサーマルカメラによる発熱検知と連動させることが可能となっている。
診察の受付から支払いまでの機能が一体となっているほか、患者の続柄を付帯して登録する技術と現在、特許申請中の顔認証した本人と関係のある人物を探し出す技術の融合を実現している。
これにより患者関係者が患者に代わって関係者が受付・清算を行うことや、面会証の発行を確実に行うことが可能となり、さらに、診察券の読み取りも省略可能となるため手ぶら診療が実現できる。
また決済機能と再来受付機能が一体化していることで、受付時の後払い申告が可能となり病院にとって長年の懸案であった支払待ち時間を実質ゼロとすることもできるようになる。
同社は今後も新しい受付スタイルを提案するとともに、病院側に寄り添い、病院経営の向上へ貢献していくとしている。