18日、香港取引所に上場している中国の保険大手である平安保険(HK:2318)は、手数料の低いETFをローンチし、3%高となっている。
ブルームバーグによると、平安ファンドマネジメントは中国の次世代のスタートアップ銘柄で構成されたETFを、業界平均の0.5%を下回る0.15%の管理手数料で提供する。また、信託手数料は0.05%となっており、業界平均の半分である。
「テクノロジーの進歩や金融機関からの要求」によって我々はこのETFを作り上げた、と同社はEメールで答えた。また「適切で理にかなった手数料」のETFは長期的に考えて多くの投資家を惹きつけ、市場の安定化をサポートすると述べた。
この動きはバンガード社の戦略を反映したもので、同社はコストカットにより10年間で米国におけるETFのシェアを3倍の26%まで引き上げた。
ブルームバーグによると、同社は低コストの投信を数百万人ものアメリカ人へ提供して、5兆ドルを超える顧客資産を集めている。