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RSテクノ Research Memo(2):シリコンウェーハ再生加工から事業をスタート

発行済 2019-02-25 15:32
更新済 2019-02-25 15:41
© Reuters.  RSテクノ Research Memo(2):シリコンウェーハ再生加工から事業をスタート
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■事業概要と成長戦略1. 沿革と事業の概要RS Technologies (T:3445)は、ラサ工業 (T:4022)がシリコンウェーハの再生加工事業から撤退することを受け、その事業を承継すべく2010年12月に設立された。

以来、ラサ工業から引き継いだ三本木工場(宮城県大崎市)と、2014年2月に稼働した台湾の台南工場の2工場体制でシリコンウェーハの再生加工事業を開始した。

再生ウェーハ事業の順調な成長が続くなか、同社は2017年12月に中国におけるプライムウェーハ事業への進出を発表した。

2018年1月に中国企業と合弁企業を設立して現地のプライムウェーハ生産企業を子会社化し、事業がスタートした。

2018年8月には新会社として山東有研半導体材料有限公司を設立し、プライムウェーハ製造販売事業の事業基盤確立と本格的事業拡大に向けて取り組んでいる。

2017年12月期までは、同社の事業セグメントは「ウェーハ事業」、「半導体生産設備の買取・販売」及び「その他」の3つで構成されていた。

ウェーハ事業は前述のシリコンウェーハの再生加工事業だ。

2018年12月期からはプライムウェーハの製造販売事業の開始に伴い、新たに「プライムシリコンウェーハ製造販売事業」が加わり、4セグメント体制となっている。

半導体生産設備の買取・販売事業は文字どおり、中古の半導体製造装置を世界中の半導体メーカーから買い取り、今後本格的な立ち上がりを迎える中国を含むアジア地域の企業向けに販売しようという事業で、いわゆる商社ビジネスだ。

中古の製造装置の流通は、液晶パネル製造装置では一般的に行われており、将来的には半導体製造装置においても同様の動きが出てくると期待される。

しかし現時点では中国の半導体産業自体が黎明期にあり、中古装置の流通はまだ立ち上がってはいない。

現状は、半導体生産時に使用する消耗品や液晶モジュールなどの電子部品の取扱いが中心となっている。

同社はこの商社ビジネスの領域でも着実に成長投資を行っている。

2018年5月には(株)日立パワーデバイスの第1号特約店であった(株)ユニオンエレクトロニクスの株式を取得し完全子会社化した。

ユニオンエレクトロニクスの100%子会社である(株)ユニオンエレクトロニクスソリューションは日立パワー半導体やルネサスマイコンを中核に、光伝送モジュール、産業用モータ、基板、各種電子機器類をトータルで提供している。

また2018年11月には半導体製造装置の消耗部材の製造販売を手掛ける(株)DG Technologiesの株式取得も発表した(株式譲渡実行日は2019年1月10日)。

その他事業には技術コンサルティングやソーラー事業(三本木工場における太陽光発電事業)からの収益が含まれている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)

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