本日のマザーズ先物は、外部環境の落ち着きから買い戻しや押し目買いが先行して始まりそうだ。
前日の東京市場では英国の欧州連合(EU)離脱問題やトルコの信用不安への警戒感が強まり、日経平均が344円安と大幅続落するとともにマザーズ指数も3日ぶり反落となった。
ただ、マザーズ指数の下落率は0.57%と日経平均の1.61%に比べ限定的。
新規上場3社が好スタートを見せるなど個人投資家の中小型株物色は依然活発で、マザーズ指数の下支えになったとみられる。
昨晩の米国市場ではNYダウが91ドル高と反発、為替も前日より円安方向に振れている。
外部環境の落ち着きからマザーズ市場でも投資家心理が上向き、個人投資家の物色が引き続き活発となることでマザーズ先物に好影響を与えるだろう。
なお、本日もマザーズ市場にはWelby (T:4438)とエードット (T:7063)の2社が新規上場する。
ともに前評判が高く、他の中小型株の物色意欲も刺激しそうだ。
上値のメドは945.0pt、下値のメドは925.0ptとする。