神戸物産 (T:3038)は27日、2019年2月の個別業績を発表。
売上高は前年同期比10.2%増の203.35億円、売上総利益は同40.5%増の19.02億円、営業利益は同52.7%増の13.34億円、経常利益は同129.5%増の15.71億円での着地となった。
業務スーパーの新規出店が3店舗あったことで、2月末現在、前年同期よりも23店舗増の822店舗となり、新店効果で売上高が増加した。
直轄エリア既存店への商品出荷実績は前年同期比5.3%増、直轄エリア全店への商品出荷実績は同8.6%増、全国全店への商品出荷実績は同10.2%増となった。
商品動向については、「ブラジル産鶏もも正肉」「タピオカドリンク(ミルクティー)」「フライドポテト(シューストリングカット)」をはじめとした直輸入商品の出荷が好調となり、利益に貢献した。
また、テレビ番組で業務スーパーが大きく取り上げられたことにより、同番組で試食された「リッチチーズケーキ」「牛乳パックデザート」などのデザート商品の出荷も大きく前年を上回った。
業務スーパーでは4月末まで「業務スーパー×神戸物産 平成最後の総力祭」と題して、感謝セールを開催しており(一部店舗を除く)、同月の売上増が期待される。