(T:3634) ソケッツ 1310 +173急騰で年初来高値更新。
一部メディアが中堅上場企業を対象に従業員平均給与の3年間の伸び率をランキングしたところ、ソケッツが「平均給与の上昇率」で1位になったと23日付で報道し、引き続き買い材料視された。
ソケッツの平均給与は697.2万円で、伸び率は56.4%だったという。
メディアには浦部浩司社長のコメントも取り上げられており、同社の紹介が今後の人材採用や営業活動に寄与するとの見方から買いが集まった。
(T:4557) 医学生物 2619 +500ストップ高比例配分。
20年3月期の営業利益予想を前期比104.7%増の10.00億円と発表。
臨床検査薬事業で体外診断用医薬品や中国子会社が伸長するほか、同事業への経営資源の重点配分や経営の効率化、経費抑制などで過去最高益となる見込み。
同時に発表した19年3月期の営業利益は304.0%増の4.88億円で着地した。
体外診断用医薬品2品目の販売が好調だったことから、会社予想(4.00億円)を上回った。
(T:8914) エリアリンク 1146 +150ストップ高比例配分。
19年12月期の営業利益について、第2四半期累計予想を14.07億円から19.07億円(前年同期実績14.94億円)に、通期予想を21.94億円から26.94億円(前期実績27.82億円)にそれぞれ上方修正。
不動産運用サービス事業(ストレージ流動化)で私募ファンド「合同会社トランクハウス24」への土地付きストレージ売却が完了し、予想を上回る利益を確保できる見通しとなったため。
(T:7177) GMO-FH 623 -21大幅に5日続落。
19年12月期第1四半期の営業利益が速報ベースで前年同期比47.9%減の13.48億円になったと発表している。
株式等委託売買代金の減少等で受入手数料が減少した。
また、店頭FX取引など店頭デリバティブ取引が低調に推移し、トレーディング損益が減少したことに加え、金融収益が減少したことも響いた。
正式な決算は25日に発表する予定。
(T:4274) 細谷火工 986 +25大幅に4日ぶり反発。
19年3月期の営業利益を従来予想の1.46億円から1.87億円(前期実績1.41億円)に上方修正。
防衛省向け製品の受注増加に加え、生産工程ごとの効率化を進めたことも奏功し、利益が拡大。
年間配当は従来予想6.00円から7.00円(前期実績7.00円)に増額修正。
18日に直近高値を付けてから株価が軟調に推移していたことも値頃感を生んだようだ。
株価は朝高後、上げ幅を縮めた。
(T:4575) CANBAS 1040 +22大幅に4日ぶり反発。
18年7月18日に発行した第2回無担保転換社債型新株予約権付社債と第14回新株予約権の転換・行使が完了したと発表している。
調達資金の計約6.85億円は、抗癌剤候補化合物CBP501の臨床第1b相拡大相試験費用や基礎研究費用に充当する。
同社は拡大相試験終了までの資金を十分に確保できたとしている。
転換・行使完了を受けて株式価値の希薄化懸念が払拭され、投資資金が流入している。
(T:4384) ラクスル 4155 +195大幅に続伸。
経済産業省と東京証券取引所が実施する「攻めのIT経営銘柄」で「IT経営注目企業2019」に選定されたと発表している。
中小印刷会社をネットに集約し、仮想的に巨大な印刷会社を形成したことに加え、利用者が入稿したDTPデータを自動チェックしてコストを下げる仕組みなどが評価されたという。
選定に加え、株価が25日移動平均線に向かって上昇を続けていることも買いを後押ししたようだ。