ベネフィット・ワン (T:2412)は8日、2019年3月期連結決算を発表した。
売上高が前期比7.4%増の344.61億円、営業利益が同23.0%増の76.41億円、経常利益が同23.1%増の77.07億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.5%増の51.76億円となった。
人手不足を背景とした働き方改革や同一労働同一賃金、健康経営の浸透により生産性向上や従業員のエンゲージメント向上施策へのニーズが増大したことで、福利厚生事業とヘルスケア事業で取引が拡大し、連結業績の拡大をけん引した。
パーソナル事業及びインセンティブ事業においては、主要顧客との取引が計画未達となるなかで、新規顧客との取引拡大等、再成長に向けた基盤づくりに取り組んだ。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.8%増の392.00億円、営業利益が同17.8%増の90.00億円、経常利益が同17.4%増の90.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.8%増の61.00億円を見込んでいる。