ジーンテクノサイエンス (T:4584)は10日、2019年3月期決算を発表した。
売上高が前期比3.6%減の10.21億円、営業損失が8.05億円(前年同期は9.13億円の損失)、経常損失が8.16億円(同9.03億円の損失)、当期純損失が8.56億円(同9.04億円の損失)となった。
売上高は業績予想をやや下回ったものの、安定した収益を確保した。
フィルグラスチムバイオシミラーの販売は順調に推移。
また、研究開発費の期ずれにより、業績予想に比べ、約3億円の赤字幅縮小となった。
2020年3月期第1四半期より連結決算へ移行し、通期の業績予想については、売上高が10.50億円、営業損失が12.20億円、経常損失が12.60億円、親会社に帰属する当期純損失が72.60億円を見込んでいる。
なお、セルテクノロジーの子会社化に伴い、次期においてのれんの処理に伴う約60億円の特別損失の計上を見込んでいる。