ヒーハイスト精工 (T:6433)は15日、2019年3月期連結決算を発表した。
売上高が前期比4.8%増の27.50億円、営業利益が同21.0%減の1.77億円、経常利益が同24.5%減の1.77億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同32.7%減の1.11億円と増収減益となった。
主力製品の直動機器は、産業用機械向けの需要増加の機会を捉えて受注対応を進めたが、半導体業界向け等の製品が減少した。
精密部品加工は、レース用部品を中心に顧客からの高精度化や短納期の要望に応え続けたことで売上が増加した。
ユニット製品は、中国の液晶工場向けの減速はあったものの、国内企業向けに販売を伸ばした。
2020年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比5.3%減の26.03億円、営業利益が同0.5%増の1.78億円、経常利益が同0.7%増の1.78億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.6%増の1.15億円を見込んでいる。