■nmsホールディングス (T:2162)の株主還元策同社グループは、株主への利益還元を経営の重要な使命であると認識しつつ、一方で企業成長を実現するための事業戦略の展開に備え、適正な資金量を内部留保することも重要であると考えている。
株主還元と内部留保のバランスに留意して、配当を実施することを配当政策の基本方針に据えている。
2018年3月期は、株式分割調整後の1株当たり普通配当を期初に2.5円(調整前5円)としていたが、好業績を反映して4.5円に引き上げられた。
2019年3月期は、連続増配の年5円とした。
2020年3月期は、年5円配当を維持する計画でいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)