12日のマザーズ指数は小幅ながら4日続伸となった。
11日の米株式市場で、主要3指数が揃って売り優勢となったことを受け、マザーズ市場にも朝方は利食い売りがみられ、一時節目の900ptを割り込む場面もあった。
その後は、押し目買いも入り、900ptをサポートラインとして意識した底堅い動きになった。
一方で、材料のあった銘柄や指数インパクトの大きい銘柄の上値は重く、本格的な個人投資家のセンチメント改善には至らなかったことから、マザーズ指数にも上値を追う動きは限られた。
なお、売買代金は概算で959.35億円。
騰落数は、値上がり113銘柄、値下がり160銘柄、変わらず7銘柄となった。
値上がり率上位銘柄では、マーケットエンタープライズ (T:3135)が20%高になったほか、レアジョブ (T:6096)やバルテス (T:4442)も2ケタの上げとなった。
売買代金上位銘柄では、武田薬 (T:4502)とAI翻訳で共同開発することを発表したロゼッタ (T:6182)や、NTT東日本がサーバー監視サービス「Mackerel」を採用したはてな (T:3930)が急伸したほか、メルカリ (T:4385)、UUUM (T:3990)、ラクス (T:3923)、串カツ田中ホールディングス (T:3547)、ラクスル (T:4384)が上昇。
一方で、リボミック (T:4591)、インパクトホールディングス (T:6067)、HEROZ (T:4382)、窪田製薬ホールディングス (T:4596)は軟調。