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日ダイナミク Research Memo(7):2020年3月期営業微減益予想だが保守的で上振れ余地

発行済 2019-06-17 15:07
更新済 2019-06-17 15:21
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■今後の見通し1. 2020年3月期連結業績は営業微減益予想だが保守的で上振れ余地日本コンピュータ・ダイナミクス (T:4783)の2020年3月期の連結業績予想は、売上高が2019年3月期比5.8%増の18,000百万円、営業利益が4.3%減の1,000百万円、経常利益が8.2%減の1,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が10.5%増の680百万円としている。

システム開発事業、サポート&サービス事業、パーキングシステム事業とも案件を順調に積み上げて9期連続増収予想だが、利益面ではサポート&サービス事業における新規顧客開拓に向けた先行投資、2020年春開設予定の五島サテライトオフィス(長崎県五島市)関連費用、更なる生産性向上に向けた業務プロセス改善・業務環境整備関連費用などの影響で営業微減益予想としている。

なお親会社株主に帰属する当期純利益は特別損失(2019年3月期に計上した減損損失)が一巡して増益予想である。

全体として保守的な会社予想であり、ストック収益型ビジネスの順調な拡大、業務プロセス改善の取り組み効果なども考慮すれば、上振れ余地がありそうだ。

2. セグメント別取り組み施策システム開発事業では、堅調なIT需要に対応した新規顧客・領域の獲得、福岡デリバリセンター活用によるQCD(Quality=品質、Cost=コスト、Delivery=納期)の向上、日系海外法人向けシステム受託拡大を推進する。

さらにプロジェクト管理徹底で利益率向上も推進する。

サポート&サービス事業では、本社及び長崎の2拠点のMSC(マネージドサービスセンター)のさらなる機能拡大、RPA(Robotic Process Automation)等の拡充によるQCDの向上などを推進する。

また2020年春に五島サテライトオフィス(長崎県五島市)を開設予定である。

なお四半期別に見ると、2019年3月期第4四半期に先行投資の影響で利益が減少、利益率が低下したが、2020年3月期第2四半期または第3四半期には回復に転じる見込みとしている。

パーキングシステム事業では、月極駐輪場「ECOPOOL」の拡大、再開発案件等の積極受注、福岡地区拡大(2019年4月矢野産業を子会社化)などによって管理運営台数50万台達成を目指し、ストック収益型ビジネスの拡大を推進する。

またBtoC事業(店舗STYLE-B等)の拡充・定着化も推進する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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