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リソル Research Memo(2):グループ全体で「リソルスタイル」を徹底し、業界内での差別化を推進

発行済 2019-07-10 15:42
更新済 2019-07-10 16:01
© Reuters.  リソル Research Memo(2):グループ全体で「リソルスタイル」を徹底し、業界内での差別化を推進
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■会社概要1. 会社概要リソルホールディングス (T:5261)は、運営と再生ビジネスという2つの領域において、ホテル運営事業、ゴルフ運営事業、CCRC事業、福利厚生事業、再生エネルギー事業、不動産関連事業を多角的に展開している。

そして、同社グループはコーポレートスローガン「あなたのオフを、もっとスマイルに。

」を仕事のすべての価値基準に、各事業を通じて“いきがい・絆・健康・くつろぎ”を提供し、たくさんのスマイルづくりに努めている。

『お客様に心から喜んでいただく』ために既成概念にとらわれない独自性のあるサービスに取組んでいく考えである。

同社はこれを「リソルスタイル」とし、グループ全体で徹底することにより業界内での差別化を図っている。

同社のビジネスでは単に事業が集まっているのではなく、事業間の重層的なシナジーにより醸成される付加価値が顧客に高い利便性と大きな満足を提供するモデルを形成している。

そして、その象徴が多世代交流型リゾートコミュニティ「リソル生命の森」であり、ここで展開するCCRC事業は将来のコア事業と位置付けられている。

“リソル”ブランドは飛躍ステージに向け、準備を着実に進める2. 沿革同社の歴史は1931年創業と古く、1949年には東証1部に上場。

1988年にはミサワリゾート株式会社へと商号を変更した。

バブル崩壊後にホテルやゴルフ場の運営を本格化させたが、この頃が同社の実質的な創業期と言える。

2005年に三井不動産 (T:8801)と業務・資本提携を締結し、商号を「resort」と「solution」を組み合わせたリゾートソリューション株式会社に変更した。

さらに翌年にはコナミ(株)(現コナミホールディングス (T:9766))と業務・資本提携し、ホテルとゴルフ場の運営事業を強化・拡大するとともに、カード会員制やポイント制、福利厚生事業など新たな商品やサービスを次々と開発して業容を拡大した。

2016年10月にリゾートソリューションからリソルホールディングス株式会社へと商号を変更し、グループ全体を“リソル”ブランドで統一。

現在は“リソル”ブランドの浸透を進めているところである。

そして、2019年3月期に事業セグメントを再編、2020年3月期はいよいよ飛躍ステージに向け準備を完了する時期に差しかかってきたと言えるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

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