(T:3386) コスモ・バイオ 1161 +100急騰。
19年12月期の営業利益を従来予想の2.00億円から3.50億円(前期実績3.28億円)に上方修正している。
外国為替レートが当初想定より円高で推移したことに加え、利益性の高い商品・サービスの販売に注力したことが奏功し、利益を押し上げる見通し。
販管費の節減に努めたことも寄与した。
6月24日に直近高値(1213円)を付けて以降、株価が軟調に推移していたことも値頃感につながったようだ。
(T:3556) リネットジャパン 1119 +76急伸。
18年12月10日に発行した第17回新株予約権について、8月7日付で残る全てを取得・消却すると発表。
新株予約権の数は8870個(潜在株式数88万7000株)で、取得価額は計381万4100円。
最近の株価水準から資金調達としての機動性が不確定となっているほか、ソーシャルレンディングを活用した調達が順調なため。
新株予約権の取得・消却で株式価値の希薄化懸念が後退するとして、買いが膨らんだ。
(T:7804) ビーアンドピー 2313 -公開価格(2000円)を20%上回る2400円で初値を付けた。
事業内容は業務用インクジェットプリンターを使用した販売促進用の広告制作やインテリア等の生活資材・製品制作。
19年10月期の営業利益予想は前期比0.6%減の5.50億円。
フルカラー3Dプリントやインテリア・内装業界で新規開拓を計画している。
第2四半期累計の実績は2.57億円。
18年7月に連結子会社を吸収合併したため、単体決算となる。
(T:2160) GNI 4380 +40大幅続伸で高値更新。
連結子会社の北京コンチネント薬業が中国河北省の新工場で、北京市医薬品監督管理局からアイスーリュイの製造に関してGMP認定の取得を確認したと発表。
アイスーリュイは特発性肺線維症などを適応症とする治療薬で、GMPは医薬品の製造管理と品質管理に関する基準。
認定取得確認に加え、バイオ銘柄を選好する流れも買いを後押ししたようだ。
(T:4579) ラクオリア創薬 1413 -20朝高後マイナス転換。
Nav1.7およびNav1.8ナトリウムチャネル遮断薬(アミド誘導体)の物質特許について日本で特許査定の連絡を受けたと発表。
複数の疼痛モデル動物で高い有効性を示すほか、心血管系に対する副作用を抑制する可能性のある画期的新薬として期待されているという。
19年12月期第2四半期累計期間に有価証券利息0.18億円、為替差損0.26億円、投資有価証券売却益0.05億円を計上する。
(T:7037) テノ. 951 -6朝高後マイナス転換。
22万5000株の立会外分売を24日に実施すると発表。
分売値段は934円。
同社は16日に24-26日に立会外分売を行うと事前に明らかにしており、実施決定を受けて需給悪化懸念が後退すると見た向きが先回り買いを入れているようだ。
また、今回の立会外分売は東証本則市場などへの市場変更を目指して形式要件の充足を図ることを目的としており、本則市場上場に期待する買いも入ったようだ。