本日のマザーズ指数は小幅に続伸した。
前日の米国株式市場にて、主要3指数が揃って続伸するなか、日経平均と同様に朝方からマザーズ市場にも買いが入った。
しかし、その後は為替市場における円安一服などを背景に個人投資家センチメントが悪化し、利益確定の動きからマザーズ指数はマイナスに転じる場面もあった。
後場にかけては、米半導体企業の決算を受けた東証1部の主力大型株物色が東京市場の物色の中心となったことから、マザーズ市場は次第に様子見ムードの強まる展開となった。
なお、マザーズ指数は小幅続伸、売買代金は概算で743.40億円。
騰落数は値上がり132銘柄、値下がり151銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、VEGA (T:3542)は前日比100円(18.9%)高の629円のストップ高まで買われて値上がり率トップとなったほか、23日に業績上方修正を発表したホープ (T:6195)も前日比289円(13.45%)高の2437円と大幅続伸した。
その他では、アルー (T:7043)、モルフォ (T:3653)、GMOTECH (T:6026)、リネットジャパン (T:3556)なども値上がり率上位ランキングに入った。
リネットジャパンは、新株予約権を取得・消却すると発表し、希薄化懸念後退したようだ。
一方で値下がり率上位には、エクスモーション (T:4394)やMTG (T:7806)、ロコンド (T:3558)、HUMANAHD (T:6575)などが並んだ。
なお、本日マザーズ市場に上場したビーアンドピー (T:7804)の初値は公開価格を20.0%上回る2400円となった。