[ワシントン 15日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングの旅客機「737MAX」の運航停止を受け、アメリカン航空グループ (O:AAL)とサウスウエスト航空 (N:LUV)が搭乗を取り消した旅客者数が数千人に及んでいることが米連邦航空局(FAA)の報告で15日、明らかになった。
報告によると、アメリカン航空が自発的に搭乗を取り消した旅客者数は2019年上期で6万9924人と、前年同期の2万8409人から増加。一方、やむを得ず搭乗を取り消した旅客者数は5022人と前年同期の678人から増加した。
サウスウエスト航空の同期間の自発的な搭乗取り消しは2万2364人。前年同期は1万0364人だった。やむを得ない搭乗取り消しは2525人。前年同期は1045人だった。
FAAによると、航空会社はやむを得ない搭乗取り消しの増加要因として、737MAXの運航停止を挙げたという。