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TOKAI Research Memo(2):1Qの営業利益は顧客基盤拡大と法人向け情報通信サービス好調により計画上回る

発行済 2019-08-27 15:32
更新済 2019-08-27 15:41
© Reuters.  TOKAI Research Memo(2):1Qの営業利益は顧客基盤拡大と法人向け情報通信サービス好調により計画上回る
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■業績動向1. 2020年3月期第1四半期の業績概要TOKAIホールディングス (T:3167)の2020年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比2.8%増の45,804百万円、営業利益が同35.2%増の3,231百万円、経常利益が同34.7%増の3,351百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同56.3%増の2,239百万円と増収増益となり、売上高、利益ともに過去最高を更新した。

第1四半期末のグループ顧客件数がLPガス事業、CATV事業、アクア事業を中心に前年同期末比で24千件増の2,907千件となり、月額課金収入が増加したほか、法人向け情報通信サービス事業が好調に推移したことが増収要因となった。

また、営業利益は増収効果に加えて販管費の抑制に取り組んだことも増益に寄与し、社内計画比では6.5億円上回ったもようだ。

事業セグメント別では、情報及び通信サービス事業、ガス及び石油事業の増益寄与度が高く、CATV事業やアクア事業も堅調に推移した。

M&Aについては7月までに3件の成約を発表している。

2019年5月に静岡県の一部(田方郡函南町、駿東郡清水町、沼津市大平、伊豆の国市で顧客数は約3千件)をサービスエリアとする(有)シオヤとCATV事業の譲受契約を締結(事業譲受日は2019年10月1日予定)した。

5月には秋田県にかほ市が運営する都市ガス事業を譲受する契約を締結し、2020年4月1日を譲受日として事業を引き継ぐことになっている。

顧客件数は5,172件で、年間売上高は417百万円となる。

また、7月には岡山県でソフトウェアの受託開発を行う(株)アムズブレーンの株式を取得し子会社化した。

主要顧客に大手通信教育事業者があり、アムズブレーンを通じて取引シェアの拡大を狙っている。

3件とも規模としては小粒であるが、引き続き大型ディールも含めて検討及び交渉を行っている状況にあり、今後の動向が注目される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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