nmsホールディングス (T:2162)は26日、同社グループのPS事業を担うパワーサプライテクノロジー(PST)がタイでの現地子会社を設立することを発表。
2020年1月(予定)に設立するタイ現地販売拠点は、PSTの主力製品であるマグネットロールの販売を目的としており、顧客がタイをはじめとするASEANへの生産シフトを推進する中、そのニーズに即応するもの。
現在の中国拠点一極集中生産から、今回の販売拠点設立によりタイ市場展開をはかる。
今後さらなる高まりが予想されるASEANでの地産地消ニーズに対応することで、顧客基盤の拡大をめざす。
また、PS事業によるASEANへの展開は、2019年2月発表の新・中期経営計画におけるアクションプラン、「グループリソース活用による機動的な生産体制構築、ASEANへの事業展開」を着実に実行に移すものとなっている。
タイにおいては、同社グループのHS事業が既に拠点展開しており、今回のPS事業の現地子会社設立によりグループとして2拠点目の進出となる。
今後グループシナジーも活用しながら、タイでの事業拡大を図っていくとしている。