[東京 4日 ロイター] - インドネシアのプルマタ銀行の買収交渉で、三井住友フィナンシャルグループ (T:8316)やシンガポールの複数の金融機関が株式取得の2次入札に参加する見通しであることが4日、分かった。複数の関係筋が明らかにした。買収先の資産査定を詰めたうえで、月内にも意向表明を提出する方向だ。
買収対象となるのは英スタンダード・チャータード銀行 (L:STAN)とインドネシアの複合企業アストラ・インターナショナルが保有する約90%のプルマタ銀行の株式。時価総額ベースで2千数百億円程度の案件となり、9月までに1次入札を通過した三井住友やシンガポールのオーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC) (SI:OCBC)、DBS銀行 (SI:DBSM)、インドネシアのメガ銀行 (JK:MEGA)などが査定作業を進めるとみられる。
プルマタ銀行の株主であるスタンダード・チャータードやアストラのコメントは、現時点で得られていない。
(梅川崇、山口貴也) OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191004T075639+0000