CAC Holdings (T:4725)の子会社のシーエーシーは3日、サイバーリンクとAI顔認識エンジン「FaceMe」の販売代理店契約を締結したことを発表。
サイバーリンクは、台湾を本拠地とするCyberLinkの日本法人。
「FaceMe」は、2018年9月に発表されたサイバーリンクのリアルタイムAI顔認識エンジンで、最新版ではバイオメトリクス認証技術の活用により、なりすまし防止機能を搭載している。
顔認識を活用したサービスは、空港のセキュリティゲート、イベント会場へのチケットレス入場、ATMでの本人確認等、既に様々なシーンで行われており、今後さらに多くのシーンで、顔認識を活用したサービスが提供されると見込まれる。
同社は、すでに、感情認識AI「Affectiva」や心拍数推定のリズミル等、顔画像をベースにした製品とサービスの提供を開始しており、今回の契約を通して、既存製品や、その他の画像認識技術と「FaceMe」とを組み合わせることにより、利用者にとってより価値の高い製品・サービスの開発・提供に取り組むとしている。