中国新聞社によると、中国が建設を請け負った「南シナ海地域津波警報センター(SCSTAC)」がこのほど、国連教育科学文化機関(ユネスコ)政府間海洋学委員会(IOC)の承認を経て運営を正式に開始した。SCSTACの主な役割は、中国、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムに24時間、全天候型の地震津波監視・警報サービスを提供すること。日本が建設を請け負った「北西太平洋津波情報センター(NWPTAC)」は南シナ海地域に提供していた一時的な津波警報サービスを終了した。