プレミアムデータをご提供:最大 50% 引きでInvestingPro特別セールを請求する

日経平均は反発、売り材料見当たらず 終値で年初来高値更新

発行済 2019-11-12 15:43
更新済 2019-11-12 15:45
日経平均は反発、売り材料見当たらず 終値で年初来高値更新
JP225
-
TOPX
-
6502
-
5706
-
1983
-
6591
-

[東京 12日 ロイター] -

東京株式市場で日経平均は反発した。前日の米国株市場はさえない動きとなったものの、日経平均は目立った売り材料が見当たらず小反発で始まった。その後、次の材料を待ちながら2万3300円台半ばから後半を中心にもみあいが続いたが、後場、大引けにかけて上げ幅を拡大。終値ベースで2万3500円台を回復し年初来高値を更新した。

終値では2018年10月5日以来の高値となった。大引けにかけての上昇局面でも特段のニュースはなく、市場からは「皆が納得できる材料がない。あえて言えば香港のハンセン指数がしっかりした動きになってきたくらい」(国内証券)との声や、「前場はTOPIXがマイナスで引けている。日銀のETF買いが入っているのではないか」(ネット系証券)との観測が出ていた。

テクニカル分析ではオシレーター系指標が短期的な過熱感を示唆しているものの「今のように海外の中長期の投資家の買いが入ってきているような時は、短期的な過熱感も無視される」(ストラテジスト)との声もあった。

TOPIXは6日続伸。東証33業種では、建設、石油・石炭、証券が値上がり率上位に入った。半面、ゴム製品、非鉄金属、電気・ガスなどが値下がりした。

個別銘柄では、東芝プラントシステム (T:1983)が急伸し年初来高値を更新したほか、東証2部上場の西芝電機 (T:6591)がストップ高比例配分となった。東芝 (T:6502)が上場子会社の完全子会社化を検討していることも材料視された。

一方、三井金属鉱業 (T:5706)は大幅続落。11日、2020年3月期の連結営業利益予想を従来の260億円から165億円(前年比9.4%減)に下方修正すると発表したことが嫌気された。

東証1部の騰落数は、値上がり1270銘柄に対し、値下がりが787銘柄、変わらずが96銘柄だった。

日経平均 (N225)

終値      23520.01 +188.17

寄り付き    23336.37

安値/高値   23312.25─23545.70

TOPIX (TOPX)

終値       1709.67 +5.64

寄り付き     1702.55

安値/高値    1698.93─1711.07

東証出来高(万株) 125976

東証売買代金(億円) 22015.84

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます