アトラエ (T:6194)は12日、2019年9月期決算を発表した。
売上高が前期比40.0%増の32.29億円、営業利益が同2.8%増の7.10億円、経常利益が同8.2%増の7.13億円、当期純利益が同8.3%増の5.02億円となった。
成功報酬型求人メディア「Green」の売上高は前期比33.4％増の29.73億円、新規事業の売上高は同233.5％増の2.55億円となった。
「Green」は、求人企業と求職者のマッチング効率向上のためのコンテンツの拡充、ビッグデータ解析によるレコメンド精度の向上をはじめ、登録者数の増加施策としてWebマーケティングの強化、求人企業管理画面の改善等、様々な取り組みを実施した。
これらの結果、当事業年度の入社人数は3,043人（前期比28.2％増）と増加した。
また、Greenに次ぐ新たな事業として、「wevox」及び「yenta」の立ち上げに力を入れて取り組んだ。
「wevox」は、2019年11月12日現在の導入企業は1,100社を超え、幅広い業種・業界の企業にサービスの提供を行っている。
組織の状態をスコアリングして可視化し、改善策を推奨することで、利用企業の組織改善を支援している。
「yenta」は、引き続き法人向けのマネタイズプランの開発及びユーザー数向上のためのマーケティングに注力している。
2020年9月通期の業績予想については、売上高が前期比30.1%増の42.00億円、営業利益が同23.8%増の8.80億円、経常利益が同21.9%増の8.70億円、当期純利益が同8.0%増の5.43億円を見込んでいる。